蒸溜所紹介「ダンバートン」

[ほくと]

どうもほくとです

今日はダンバートン蒸溜所

なんか名前から力強い響きがある感じがするのは私だけでしょうか(笑)

そんなダンバートン蒸溜所

閉鎖蒸溜所であり消滅蒸溜所となっております

ダンバートン蒸留所は

カナダのハイラムウォーカー社がバランタイン社を買収し、ブレンデッドウイスキーバランタイン用のグレーンウイスキーおよびモルトウイスキーを供給するために1938年にグラスゴーの西、ダンバートンに建設されました

ダンバートン蒸留所内で製造されていたシングルモルトはインバーリーブンで

こちらもダンバートンの閉鎖と同時に閉鎖されています

インバーリーブン蒸留所は1991年に閉鎖

ダンバートン蒸溜所は2002年に閉鎖され

2005年には建物が取り壊されてしまいました

インバーリーブンはもともとブレンデッドウイスキーのバランタインの原酒供給のために建てられた蒸留所で、オフィシャルボトルはリリースされたことがありません

ボトラーズも出回っている量は少なく、ほとんど見かけることはないかと思います

そしてインバーリーブンの特徴として

ハイラム・ウォーカー&サンズ社は1900年代の半ばに新しいタイプの蒸留器を開発し

ネックの部分には蒸気の還流率を調整する仕掛けが組み込まれていて、質の異なるさまざまなタイプのモルトを製造することができました

この新型蒸留器はローモンドスチルと名付けられ、1959年にインバーリーヴン蒸留所にも試験的に導入されたのです

ローモンドスチルで造られたウイスキーは「ローモンド」と呼ばれ、インバーリーヴンと並行して製造されましたが

1970年代後半には生産が止められてしまいました

ローモンドはかつてボトラーズものがミニチュアボトルで一度だけリリースされたことがあるらしいのですが僕は見たことありません(笑)

インバーリーヴン蒸留所にあったローモンドスティルは、なんと現在ブルイックラディ蒸留所に移設されています

改良が加えられ、モルトではなくドライジンの製造に利用されています

ボタニストと名付けられたこのジンは、アイラ島のボタニカルだけで造られるアイラドライジンです

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蒸溜所は閉鎖、解体されましたが

時代を超えて別の蒸溜所でスチルが生きていると言うのも歴史、ロマンがありますねぇ

バランタインを飲むときは是非これがダンバートンかな?と思いを馳せてみて下さい

最近のバランタインにも使われているのかしら…

ダンバートンがどれだけ残っているかですね…

ストラスクライドが使われる日も遠くない未来にあるのか

はたまたすでにストラスクライドが使われているのか

また詳細がわかればUPさせて頂きます!

それではまた

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