蒸溜所紹介「インバーゴードン」

どうもほくとです

今日はインバーゴードン蒸溜所のご紹介!

1959年 創業

1963年 最初のコラムスチルに新たに2基が加わって生産能力が大幅に増大

1965年-1977年 蒸留所内にBen Wyvisモルトウイスキー蒸留所が稼働したがわずか12年で閉鎖

1993年 Whyte & Mackay の所有となる

インバーゴードン蒸溜所はホワイト&マッカイ社が所有し、港町インバーゴードンにあるスコットランド最北のグレーン蒸溜所となっている(現在はホワイト&マッカイが2014年5月にフィリピンのブランデー最大手メーカーであるエンペラドール社が買収を発表)

そしてインバーゴードン蒸溜所が比較的僻地にあるのだが

そこにも大きな理由があった

1950年代以降、ハイランド地域は深刻な過疎化が進んでいた

そこで政府・省庁が、ハイランド地域での雇用促進に前向きな会社や事業を始めたいという会社に寛大な奨励金を提供していた

海軍基地のあった歴史的な港町インバーゴードンはグレーン蒸溜所を誘致することになったという歴史的背景が大きく関わっているのです

そしてインバーゴードン蒸溜所は

西に2マイルほど離れたところにダルモアがあります(1マイル=約1.6km)


ダルモアは一般のビジターが見学できるように様々な改修を行なってきたが

インバーゴードンは効率第一の蒸溜所でビジターも受け入れず、必要以上に美しい装いをすることもない

インバーゴードンの生産量は年間3,600万リットルとほぼ10倍

敷地も広く、生産能力も高く、そして自社でクーパレッジも持っている

蒸溜所としては満点ではないでしょうか

色々なところからシングルグレーンとして販売されているので気になった方は是非お試しください!

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