蒸留所紹介「グレンスペイ」

[ゆたか]

どーも、ゆたかです。先日、無事大学を卒業しました。やったー!

今回は「グレンスペイ蒸留所」を紹介していきます!

その名のとおりスペイサイドに位置する蒸留所です。

かなりマイナーですが、ゆたかお気に入りの蒸留所ということで皆さんに知っていただければなと!

確かにかなりマイナーです(2回目)し、存在感もめっちゃ薄いと思います。

助っ人外国人で例えると、スコット・ドーマンくらい存在感がないです。カープファンでもあんまり覚えてないでしょ?ドーマンのこと。

なつかしい。

「まーた知らない蒸留所かよ、イキるのもいい加減にしろ!」とお怒りの読者の皆さん、少しだけ時間をください。とりあえず手に持っている物騒なモノは置いていただいて

まずはなんとこのグレンスペイ、かの有名なブレンデッドウイスキー、「J&B」のキーモルトなんです!例の、”ブレンデッドにほとんど使われてるからシングルモルトとして流通してない”パターンですね。

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それから!あのニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝が見学した蒸留所としても知られています。言わばジャパニーズウイスキーのお手本となった蒸留所といっても過言ではありません!

出典:https://www.nikka.com

どうですか!安心と信頼の実績があることはお分かりいただけましたね。ただの無名な蒸留所とは言わせませんよ!!!

そんなグレンスペイ蒸留所が出来たのは1878年。ローゼス城の廃墟の近くにあったオートミール工場を改修して造られました。

余談ですがこのローゼス城、清教徒革命(ぼくはイキってピューリタン革命で覚えました)の時最後までクロムウェル(この後王様殺して独裁する人。かなり面白いので知らない方は調べてみてね!)軍に抵抗したらしいです。

学校で習った世界史が大好きなウイスキーの歴史と少し繋がってるんですね〜!エモいですね。

もともとは「ミルズ・オブ・ローゼス」と呼ばれていましたが、1887年にギルビー社に買収され今の「グレンスペイ」になりました!前の方がガンズっぽくてかっこいいのに。

その後所有会社が合併や買収を繰り返し、現在所有しているのはディアジオ社です。

「悪そうなヤツ大体友達」くらいのノリで「酒造ってるヤツ大体ディアジオ」なのでこの機会に覚えていただければなと。

グレンスペイ、特にこれといった事件や出来事がないのでそろそろ商品紹介に移りたいと思います。そんなんだからマイナーなんだよ!!!

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こちらはティーニニックの時にも説明した、「花と動物」シリーズのグレンスペイ12年です。

味わいとしては、主にこの蒸留所の特徴であるグラッシー(若草感)さや素朴な麦芽の旨味を味わえるライトな酒質のボトルです!ふんわりと香る柑橘やフラワリーな華やかさも魅力的です。こやつ、なかなかやりおる!!!!!

意識してなかったけど気づいたら好きになっている、あの頃の恋みたいな気分を味わえる蒸留所ではないかなと思います。

ボトラーでのリリースもちらほらある程度でそこまで多くないですが、気になった方はぜひ他のボトルもチェックしてみてください!

ではまたー!

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