ということで、ちょうらくですこんにちはー
今回はですね、幻のウイスキーと呼ばれるアイラ島にあった閉鎖蒸溜所、ポートエレンについてご紹介させて頂きます!
名前の由来は、この蒸溜所があった町の名前に由来し、アイラ島を所有していた地主ウォルター・フレデリック・キャンベルさんの妻、エレノアの愛称から名付けられています
なぜ幻と呼ばれているかと言うと
稼働していた期間が短かったこと、
閉鎖される前、ウイスキー自体が低迷期となっていて、原酒のストックはありましたが、ウイスキー自体の人気が復活してきた時には熟成年数も長くなり、閉鎖されたポートエレンというウイスキーの価値が上がってきたことによります
2001年にディアジオからリミテッドリリースとして
ポートエレン1979 22年 1stエディションが6000本限定で発売されましたが、
その時は2万円前半ぐらいで買えたんですよね(笑)
その時代が羨ましい、、!
今では去年リリースされたポートエレン40年は、 80万でしたね、、
当然年数が増しているのもありますが、ぶっとぶ価格です
私もバーテンダーとなって7年ぐらい経ちますが、 頂いた機会は2度ぐらいですねー ただただバランスの良さ、様々なフレーバーが入り混じり面白いウイスキーですね
現在、この蒸溜所はモルトスターと呼ばれる ウイスキーの原材料となる麦芽をつくる施設として稼働はしてますが、ウイスキーの生産は1983年にストップしました
ですが!
所有しているディアジオ社が2017年、この蒸溜所を再稼働させると発表されました!
ただ、予定よりも計画は大分遅れていてコロナ等もあり 少しずつ完成には近づいてるようですね
気長に楽しみに待ちましょうー!
それでは歴史を簡単に振り返っていきますー
1824年 アレクサンダー・マッカイが地主のキャンベルの援助も受けて創設
1920年 ジェームズブキャナン&ジョンデュワー&サンズの傘下になる
1925年 現ディアジオになるDCL社の傘下へ
1930年に閉鎖となり、1967年に再稼働
しかしウイスキー冬の時代を迎え、 1983年に閉鎖が決定
モルティング施設を残し、1987年に解体されます
と、こんな感じでご紹介させて頂きました
中々、目にかける機会も少ないですが、バーに行かれて見つけた際は懐に余裕があれば一度飲んでみて頂きたいウイスキーです!
ではまたー
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