どうもほくとです
今日はロッホローモンドについてご紹介しましょう
スコットランド最古の蒸溜所
リトルミルの第二工場として創設されました
1814年 ローモンド湖の北端「ターバート」に創設
3回蒸溜のリトルミルと同じ効果を2回の蒸溜で得るために、当時のリトルミル蒸溜所長「ダンカン・トーマス」によって考え出されたのが
現在ロッホローモンドのトレードマークとも言える特殊なストレートネックのポットスチルです
ロッホローモンド蒸溜所は19世紀半ばに一時閉鎖しましたが、この年にリトルミル蒸溜所の敷地内に移転し蒸溜を再開
1984年に蒸溜所は再度閉鎖されますが、1987年に「アレクサンダー・ブロッホ&グレンカトリン」社に経営権が移り、生産を再開しました
1985年に「ロッホローモンドディスティラリーズ社」へと改称し
1994年にはグレーンウイスキー蒸溜所と独自のクーパレッジ(樽工場)が蒸溜所の敷地内に新設されました
当時モルト原酒とグレーン原酒の両方を生産できる唯一の蒸溜所であり
敷地内に樽工場を保有するのはスコットランドでもわずかに４ケ所だけでした
ロッホローモンド蒸溜所はこの改修以降、蒸溜から樽詰めに至るまでの全ての工程を単一で行える蒸溜所となりました
その後も順調に資本を投下し続け、1999年には新型ポットスチルを導入
2007年にはグレーン用のカフェスチルを導入します
また2014年にイギリスの投資家グループによって買収され生産ラインやブランドが見直されました
現在従業員は200人を超える大規模な蒸溜所へと様変わりしています
と言う事で
ロッホローモンドは自社でシングルモルト、シングルグレーン、ブレンデッド の全てを賄える数少ない蒸溜所なのです！
ローモンドスチルを使った原酒の作り分けも出来たり
クーパレッジがあることから様々な樽を自社で調達できると言うすごい蒸溜所です！
現在の定番ラインナップとしては
ロッホローモンド12年
年数表記のある12年シングルモルトです
お値段もさほど高くないので試しやすいですね
こちらはノンエイジのシングルモルトで12年よりもお値段が安いので入門にはぴったりかと思います
こちらは18年
華やか、滑らかでのみやすいのでクラシック、12年が物足りなくなってきたら一度お試しあれ！
やってきました！ロッホローモンドのグレーンウイスキー！
ニッカウヰスキーと同じくカフェスチルを使用しているのでカフェグレーンとの飲み比べもいいかもしれませんね
そしてこちらがグレーンのピーテッド
これ珍しいです！
何が珍しいかと言うと
他にピーテッドグレーンを商品化してるところがないんです
それに原料もモルトのみを使用しているので
言わばカフェモルトピーテッドと言ったところでしょうか
ピート感もしっかりあってシングルモルトのピーテッドとは違ったテイストを是非試して頂きたいですね
そしてこちらがインチマリン
ロッホローモンドでの原種の作り分けで名前が変わる商品ですね
ただこちらは現在はロッホローモンドに統一されているので酒販店の在庫がなくなり次第終了と言う商品ですね
インチマリンの特徴としてはライトでフルーティなタイプとなっています
そして同じくなくなるアイテムとしてインチモーン
こちらのインチモーンはへビリーピーテッド原酒のロッホローモンドとなっています
原酒の作り分けで名前が変わる…
ブルックラディに近いものを感じますねぇ
色々と書きましたが
何が言いたいかと言うと
グレーンがおすすめだよって事です（笑）
それではこの辺で
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